ファスティング成功のカギとなる回復食。
ご(ごま・ナッツなどの種実類)
わ(わかめ・昆布などの海藻類)
や(野菜や果物)
さ(魚・特に小型の青魚)
し(シイタケなどのきのこ類)
い(芋類や根菜類)
回復食では「まごわやさしい」の食材を選ぶと良いと言われていますね。
今回はその中の「種実類」について紹介していきます。
種実類が回復食におすすめな理由
・ごま
・ナッツ類
これらの食品がファスティングの回復食におすすめな理由は2つあります。
⑴脂肪燃焼の促進
ごまやナッツ類に含まれている脂質の多くは「不飽和脂肪酸」という良質な脂肪酸で構成されています。
不飽和脂肪酸は「脂肪燃焼の促進」や「脂肪をつきにくくする効果」が認められており、ダイエットには必要不可欠な栄養素です。
また脂肪酸の一種であるリノール酸は「体を正常に機能させる」効果があり、これは本来のファスティングの目的と同じなんです。
⑵食物繊維が豊富
ごまやナッツ類は食物繊維が豊富で、例えばアーモンドはごぼうの2倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維を摂取すると腸の働きが活発になり、腸内環境が整うため、ファスティング後の空っぽの胃腸にはぴったりなんです。
さらにごまやナッツ類は意外と腹持ちが良く、空腹感を抑えることもできます。
ごま・ナッツ類のおすすめの食べ方
ファスティングの回復食として種実類を食べる場合、
◯ごま=大さじ1杯
◯ナッツ=25g
1日これくらいの量を目安にしましょう。
回復食に向いている種実類ですが、ナッツはともかく「ごま」を単体で食べることは少ないと思います。
そのため少し手間はかかりますが「すりごま」にして他の回復食にふりかけて食べるようにしましょう。
すりごまがおすすめな理由
実はごまの表面はとても固い殻で覆われているため、すり潰さないと豊富な栄養素が体に吸収されにくいんです。
ごまは「炒る」ことで抗酸化力が約12倍に、そこから「する」ことで栄養の吸収率が3~9倍にグンとアップします。
フライパンを熱して5分ほど炒る。4~5粒跳ねたらOK。
すり鉢やミキサーで少し粒が残るくらいまでする。
種実類は何日目から食べていい?
栄養価が高く食物繊維も豊富な種実類ですが、やや消化に時間がかかります。
そのため回復期2日目以降の回復食として摂るのがおすすめです。
まとめ
⑴脂肪燃焼の促進
⑵食物繊維が豊富
すりごまにして他の回復食にふりかけて食べる
基本的には回復期2日目以降
今回は「まごわやさしい」食材の「種実類」について紹介しました。
ファスティングの回復食にはぴったりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね!